今回はうちわ作り体験をご案内します。
長野県長和町で紙漉き体験を行いました。
もともと農家の副業として、障子紙を作っていたのが始まりで、
300年の歴史がある和紙の村で、立岩和紙を保存するため、
学生や旅行客に体験が出来るように工房が建てられました。
当時の作り方をそのまま体験できる貴重な施設です。
それでは体験の内容を紹介します。
まずは、先生が紙漉きの実演を見せてくれます。
木枠の中に原料を入れ、前後・上下に動かします。
2回同じ工程を繰り返し水が切れるまで木枠を動かします。
その上に、うちわの骨の部分を置き、ここから絵付けを始めます。
先生は簡単そうに絵を描き始め、すぐに完成。
それを見つめるお客さまも一瞬にして職人の目に変身。
ここからお客さまの体験スタートです。
今回は社員旅行で毎年体験をしているお客様との旅行でした。
幼稚園に通っているお子ちゃまから、
社長まで、実に幅広い年齢差がある体験となりました。
子供たちは見よう見まねで木枠を動かしています。
上手に前後・上下と動かし、うちわの骨を置く作業に入りました。
ここが難しいと思って見ていると、手が和紙の上に・・・
先生が突貫工事で修復いよいよ絵付けです。
それぞれの個性が出る絵付けですが、皆上手に仕上げていました。
なかには、ピカソやゴッホの絵に似ている作品も・・・
乾燥させてからうちわが郵送されるので、完全な作品では、
ありませんでしたが、かなりの出来栄えでした。
うちわ作りの体験のほかにも、
ランチョマットやはがきも作ることが出来ます。
近くを通った際には是非挑戦をしてください。
そして今回もご利用頂きありがとうございます。
来年はどんな体験をしましょうか!